【学割あり】東京の音大生向け長期レンタルピアノ

当サービスが先日発売の「音楽大学・高校学校案内2023」に掲載されました。巻頭の「お役立ち情報」に取り上げられています。
内容は「東京の音大生向けの長期レンタルピアノ」についてです。
サービスの詳細は当サイト内『長期レンタルピアノ』のページをご参照ください。
以下に字数の関係で記事に載せきれなかった取材内容をアップします。

実家のピアノは置いたまま、東京ではレンタル

Q 普段の業務内容は?
A 普段はピアノ調律師で東京近郊の一般のご家庭からホールまで回っています。その傍らピアノレンタル業も行っております。
これまではアップライトだけでしたが来年春からは小型のグランドも貸し出せるよう準備を進めております。 2023年4月からは小型グランドのレンタルも始めました。

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ピアノDIY『グランドで音が止まらない、を直す』

鍵盤から指を離しても音が止まらず鳴りっぱなしになってしまうことがあります。特に梅雨時から夏場にかけてグランドピアノの高音のほうでありがちです。
多くの場合、湿度の上昇で部品のクロスが膨らんでしまうことが原因なのですがクレ5-56などの潤滑剤があれば直せるかもしれません。
DIYできるよう動画を作ってみましたのでお困りの方は試してみてください。

ピアノDIY『弱音器の雑音を直す』

弱音器をかけた状態でダンパーペダルを踏むと音が濁って聞こえることがしばしばあります。特にヤマハのU3型(高さ131cm)の2点ハ音(C5)辺りでよく見受けられます。古くなり柔軟性がなくなった弱音フェルトが隣りの弦にも触れてしまって濁るのですが、フェルトに切れ目を入れることによって改善できます。DIYできるよう動画を作ってみましたのでお困りの方は試してみてください。

『メトロノームが鳴ってた』

久々にYouTubeに動画アップしました。先日伺ったスタジオでメトロノームが共鳴していました。このメーカーのこのタイプはほぼ共鳴しますね。エンブレムが2本の虫ピン?止められているだけで自由振動できる状態なので、エンブレム自体の固有振動数に近い音や倍音関係の音を弾くと離れていても鳴ってしまいます。洒落ているんですけどね。。

『ピアノの調律も新しい生活スタイルで』

日本ピアノ調律師協会から依頼を受けてコロナ対策のPR動画を作りました。
急な話だったので、普段調律をご依頼くださっているお客様と協会員の調律師に出演してもらい、iPhoneで撮ってそのままアプリで作りました。
そんなわけでカメラワークも編集もだいぶ荒いですがご覧いただけたら幸いです。
なかなか収束しませんが私達調律師も感染予防に気をつけながらお仕事しておりますのでよろしくお願いいたします。

クラフトピアノサービス 鶴田圭寿

『ピアノ調律ビフォーアフター』

以前YouTubeに投稿した動画にコメントを頂いていたので少し解説してみようと思います。

楽器店のショールームに展示されていたグランドピアノを調律した際にビフォーアフターで同じ曲を弾いてもらって比較した動画です。
手持ちのiPhoneで撮ったので音声はきれいではありませんが、意外と視聴者の方には違いが伝わっていたようです。
ただ、調律や作業の箇所は120倍速にしたので何したのか分からなかったですよね。

店員さんからの主なご要望は以下の2点。
・タッチが重い → タッチを軽めに
・音色がモコモコ → 音色をクリアーに
持ち時間は2時間。短時間でできる効果的な工程にのみ絞って作業しました。

① 蓋を外しアクションを引き出します。

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【ご注意】過乾燥、特に床暖房のアップライト

先日住宅街での調律をしていますと、「日石灯油だもんね♪」のメロディが流れてきて晩秋だな、としみじみしました。

ピアノにとって冬は梅雨と並んで過酷な季節です。
暖房による乾燥は音の狂いと部品の故障を引き起こします。
加湿器などを使い湿度が40%を切らないように心がけましょう。
最低と最高湿度を記録できるような湿度計があると参考になります。
最近では1時間ごとの温度・湿度を2週間分記録できるような優れモノもあります。
夜の間やお留守の間にどれぐらいになったかも分かるのでおすすめです。

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特に床暖房のお部屋にアップライトを置いている場合は対策が必要です。
アップライトは言わば底が床に近い四角い箱ですので熱が入り易く逃げないので内部は高温になります。
屋根蓋を開けて手を入れてみると熱気がすぐにわかるほどです。
密閉された空間の温度が上がると飽和水蒸気量は上がり相対湿度が下がります。
ピアノの内部はお部屋よりもずっと湿度の低い状態なのです。
音の狂い、故障はもちろん、ひどい時は響鳴板が割れてしまうこともあります。
ヴァイオリンやギターなど他の楽器もケースに入れたまま床に置きっぱなしにしないよう気を付けてください。

ピアノを守るために

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雑音と共鳴について

ピアノを弾いていて不意に鳴り出す雑音、「ビィーン」「シャーン」と言った音、気になり始めると弾く気が削がれますよね。
原因はさまざまですが、大きく二つに分けられます。
ピアノの中から鳴っている場合と、ピアノの外(あるいはピアノに接しているもの)でなっている場合です。
ピアノ内の場合は調律師でないと難しいかもしれませんが、外ならばご自分で止めることが出来るかもしれません。
二人で協力すれば更に見つけやすくなります。
一人が雑音のする音を弾いている間に、もう一人が原因になっていそうなモノに触れて確認することで特定できるでしょう。
ピアノの外でよく鳴るケースを挙げてみますので参考にしてみてください。

ピアノの外の場合
【アップライトの背中に落ちているモノ】
・充電器・クリップ・化粧品・オルゴール・ピンポン玉など。
これまでも色々なものを拾いました。
重いのでピアノを動かすのは大変ですが、少しゆすると下に落ちて収まる場合もあります。

【ピアノの上に載っているモノ】
・写真立て・メトロノーム・人形ケースなど。
直接置いている場合はよく鳴ります。本当はなにも乗せないのが理想ですが、乗せる場合はカバーを敷きましょう。

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【ご注意】ピアノの鍵盤にアルコール消毒

ピアノの鍵盤をアルコール系消毒液で拭かないでください。特に音楽教室の先生方は大変気を遣われて生徒さん毎に消毒しているかもしれませんが、ひと月くらい経つと画像のように白鍵にヒビが入ってしまいます。ピアノの消毒方法はこちらのリンクを参考にしてみてください。

ひび割れてしまった鍵盤。拭きはじめる低音側から割れ始めてました。

クラフトピアノサービス 鶴田圭寿

『ピアノのしくみ 音色編』ダイジェスト動画

コロナ禍で暇になってしまったので、動画の編集などしておりました。
年始にピティナの東音ホールで開催したセミナーのダイジェストです。2時間のセミナーを20分ちょっとにまとめてみました。ピアノの先生方向けのセミナーでしたが、実験や動画を使ったわかりやすい内容なので一般の方にも楽しんでいただけると思います。
全編は下記リンクよりアクセスしピティナ・eラーニング(有料)にログインの上で御覧ください。
https://elearning.piano.or.jp/contents/645

クラフトピアノサービス 鶴田圭寿