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2015年にアップした動画を画像にして、もう少し詳しい説明を加えてみました。夏休みの自由研究などにお使いください。
アクションとは鍵盤が押された力を、弦を叩いて音を出す力に変える機械のことを指します。
アクションの模型で真横から見たところです。アクションは大きく3つの部品、ハンマー・ダンパー・ウィッペンに分けられます。
一台のピアノには88の音があるので、ハンマーとウィッペンも88個、ダンパーは70個くらいあります。それらが取り付けられて一台のアクションを構成してます。
ではそれぞれの部品がどのように動いて音を出しているのか、図を見ながら説明していきます。
① 鍵盤を押すとまずハンマーが、続いてダンパーが動きはじめる。
② ダンパーが弦から離れる。
③ ハンマーが弦をたたいて音が出る。
④ ハンマーはバックチェックに収まる。弦は振動し続ける。
⑤ 鍵盤から指をはなすと、ダンパーは弦をおさえて音は止まり、ハンマーはもとの場所にもどる。
*書き込み用にどうぞ
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